AppCodeをInstallして最初にすること&ショートカット
QiitaのObjective-C Advent Calendarにも投稿した内容です。
20日目担当です。
今回紹介するのは主にSettings周り。
Cmd + ,
で設定画面が開きます。
行末より後ろでもクリックできる状態を解除する
Editor
を選択Allow placement of caret after end of line
のチェックを外す
Incremental SearchのKeymap設定
Keymap
を選択Other
を選択Incremental Search
をダブルクリック ->Add Keyboard Shortcut
- 自分は
ctrl + s
で設定してます
ctrl + 左右の設定を無効にする
これはMacのKeymapの話。
AppCodeは複数のタブを開く事が可能で、
ctrl + 左右
を実行するとタブを左右に移動できます。
Macでのこのショートカットは、Mission Controlの画面移動となっています。
バッティングしないようAppCodeかMission Controlかどちらかを変更しましょう。
エディタのカラースキームを変更する
Editor
を選択Color & Fonts
を選択- あとは好きなモノを選ぶ or スキーム作成
- 個人的にお気に入りは
Cobalt
補完されるキーワードとか括弧をカスタマイズ
Code Style
を選択Objective-C
を選択- あとはよしなに
自分がカスタマイズしてる部分
Wrapping and Braces
タブBraces placement
In classes and structures
を選択 ->Next line
を設定In namespace
を選択 ->Next line
を設定In methods
を選択 ->Next line
を設定In functions and blocks
を選択 ->Next line
を設定
class作成時の@interface
やmethod
などなどの自動挿入時、
{
は改行されてから挿入するようにしてます。
@interface Hoge : NSObject { } @end @implementation Hoge { } - (void)function { }
Xcodeのテンプレを見てると、括弧が改行されてたりされてなかったりしてキモい。
スニペット登録
Live Templates
Objective-C
を開くとスニペット一覧が表示される+
を押すと新しいスニペットが登録できる
例えば
ifとかelseのスニペットは最初登録されてないので、登録してみる。
+
を押して新規作成- Abbreviation:
if
- Description:
call if
(説明文、コーディング時にも表示される) - Template text: 後述
- No applicable contexts yet. ->
Define
をクリック Objective-C
を開いて、statement
にチェック
if ($VAR$) { $END$ }
$
で囲んだキーワードはEdit Variable
ボタンから属性を選択でます。
Default Valueの設定とかも可能です。
実際にスニペットを使って入力してる時に、
$VAR$
などの変数の入力が終わったら$END$
にジャンプできます。
蛇足
AppAppCodeで知っていると便利なショートカット12選
こちら便利なショートカットを紹介している方がいたので、
私からも個人的に良く使ってるショートカットを紹介します。
1. ctrl + 上下
開いているコード内で、メソッド単位のジャンプができます。
メソッドの頭に飛ぶので意外と便利。
2. cmd + 1
エディタ外のプロジェクトのウィンドウを開閉できます。
フォーカスもそのウィンドウへ移るので、そのままcmd + N
を押すとClass作成などのポップアップが表示されます。
ポップアップにはCategoryやGroupの作成メニューなどもあるので便利です。
cmd + 数字
はエディタ外のウィンドウにアクセスする便利なショートカットです。
cmd + 1
: Projectcmd + 2
: Favorte- AppCodeはコード内にブックマークの設定ができます
cmd + 4
: Run- ctrl + Rで実行したウィンドウを開きます
- このウィンドウ内もControl+左右でタブ切り替えができます
cmd + 5
: Debug- Cmd + 4とほぼほぼ同じ
cmd + 6
: TODO- コード内に
// TODO:
と書いてあればここに表示されます - 一覧表示されて探しやすいのでTODO書く気になれます
- コード内に
cmd + 7
: Structure- 開いてるファイルのクラスやメソッドを一覧表示してくれます
- Eclipseで右側に表示されてるアレですね
これらウィンドウはエディタの上下左右のどこかに移動することができます。
大きな画面なら左にProject、右にStructure、下にRun/Debug、中央にエディタ、といった感じで配置すると使いやすいかもしれません。
3. ctrl + O
Overrideできるメソッドを一覧表示してくれます。
文字を入力するとメソッドを検索してハイライトしてくれます。
(もちろんキャメルケースで)
cellForRowAtIndexPath
とか、didSelectedRow
とか
あの辺のメソッドは全部これで一発補完です。
マジ便利です。
4. ctrl + I
実装するDelegateのメソッドを一覧表示してくれます。
ctrl + O
のDelegate版ですね。
これもマジ便利です。
上のショートカットと合わせて使うと非常に捗ります。
5. cmd + shift + O
ファイルを検索してくれます。
もちろんキャメルケースでも。
cmd + O
(クラス検索)と併用すると便利。
6. ctrl + 左右
上でも紹介したタブ移動。
タブ移動ができないエディタは使いにくくて仕方ない。
7. cmd + ctrl + 上
.hと.mの切り替え。
両者を行き来する頻度は非常に高いので、
これがあると凄く捗る。
8. インクリメンタルサーチ
上でも紹介しました。
デフォルトだとショートカットが設定されてない。
私はctrl + S
とかに設定してます。
cmd + F
でも問題無いですが、それよりもスムーズに検索から入力に移れるのでちょっと便利です。
9. cmd + shift + F
プロジェクト内全体で文字列検索してくれます。
たまに使う。
最後に
少し長くなってしまいましたが、
AppCodeには便利な機能が満載です。
もちろん欠点もあり、
Interface BuilderはXcodeからでないと使えませんし、
プロジェクトの設定もXcodeを使ったほうが詳細に設定できます。
なのでこのあたりの変更を行うときだけはXcodeを使います。
使い分けが必要なのでその辺はどうしても手間がかかってしまいますが、
コーディング時はこちらのほうが間違いなく快適です。
有償のエディタですが、30日のTrial期間があるので、
是非お試しあれ!